なんばーわん決定戦！！

ノ「俺より強い奴に会いに行く！？」
ノ「最強の首領はダレだ！！　悪の組織なんばーわん決定戦！！」
イ「コイツ、また何か言いだしたぞ」
ノ「日々ヒーローと闘うのはもちろん大事なお勤めです……」
ノ「しかし！！　他の首領さんとも切磋琢磨し、お互いを高め合うことが出来れば素晴らしいと思いませんか！？」
イ「ふむ……、一理ある……」
ノ「そこで考えたのが、なんばーわん決定戦なのです！！」
ノ「他の首領さんとお会いし、お手合わせ♪勝った負けたと高め合おうじゃありませんか♪」
イ「なるほどな、考えは理解した」
イ「しかし他の大将がどこにいるかなんて、あたしたちゃ把握してないぞ？」
ノ「無問題！！　この日のために空間を捻じ曲げて、首領さんしか入れないアクーノ時空をパパッと作りました♪」
イ「考えること、やること、ハチャメチャな娘だね……」
ノ「さあさ、のんびりと喋っている暇はありませんよ！！」
ノ「今こそのぼりはじめるのです！！　このはてしなく遠い首領坂を！！」
イ「ま、たまにはこんなレクリエーションもアリだな」
イ「ヤるからには勝とうぜ大将♪」
ノ「いまいちモチベーションが上がらないー……。というあなたのために！！」
ノ「スポンサーであるイブリースさんから、各種ポイント報酬を多数ご用意しておりますよ♪」
イ「スポンサーになった覚えはない！！！！」

ノ「悪の組織なんばーわん決定戦！！　閉幕！！」
イ「お疲れさん、戦ってる大将も中々かっこ良かったぜ♪」
ノ「死力を尽くし、己の全てをかけて戦う首領たち……」
ノ「飛び散る汗、ぶつかり合う肉体、ああここは甘美なボーイズラ……」
イ「そんな要素一つもなかっただろ！！」
ノ「今回他の首領さんたちと戦ってみてどうでしたか？」
イ「今回の戦いを通じて、自身の組織強化へ役立ててくれれば何よりだよ」
ノ「昨日の敵は今日の友、とも言いますし」
イ「今日からまた手を取り合って、世界征服へ向けて歩き出そうじゃないか！！」
ノ「ただし、一番最初に世界を手にするのは私たちの組織ですよ♪」
イ「そこだけは譲れないね♪」